写真の良さを定義するシンプルな評価軸、三つに分類するととてもわかりやすいし便利。
カメラ:D700、 レンズ:ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical、ISO:200、絞り優先、ブラケット:-2〜+2、ホワイトバランス:オート
写真の良さとは何か。ふと閃いたのでまとめます。たぶん以下3種類の評価軸が複合的に混ざったもの。
写真の評価三軸
- 光:光の濃淡の調子。グラデーション。写真技術のコアでもある。
- 物:オブジェクト。物体。人物。特に時代や人物に依存する希少性を含む。
- 図:構図の面白さ、奇抜さ、ユニークさ。色彩理論の効果が大きい。
図で示すと以下のようになる。
評価例
で、上記3種類で有名人(手前勝手)を分類すると、
という風にキレイに RPG みたいに分類できちゃう。これは萌える。わりと萌える。げぇ、アイツ白魔法使いかよ!俺なんて桃レンジャーだぜ!的な。
この三軸評価だと、極レタッチのHDR界隈もすんなりカテゴライズできてしまう。
- MakiEniさん:光+ 図
- A-GARAGEさん:物 図
- hiroさん:物 図
- shockatzさん:図
- nonbeさん:図
- doikenさん:図
- 保坂さん:光 物
あー、なんかこの界隈が見渡せるようなw
もちろん継続期間・魅せ方・媒体、などによって別物になってしまう写真世界です。楽しみ方は人それぞれです。が、日本人は特に見た瞬間に感動するモノが良いものだなどとワケのわからない評価をする人が多い気がするんです。そんな審美眼は稚拙でしかないし、作者に失礼だし、思考放棄だと思うのです。
食い入るように見て、考えまくって、反芻して、脳が汗を流し、目の焦点が合わなくなったときくらいに理解の女神は降臨するんじゃないかな。
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コメント: 10
Toshiro
>保坂さん
ぎゃぁーきたー
MakiEni
アクセス多いな~と思ったら、なるほど(^^
最近HDR全然造っていないのに恐縮です。
Toshiro
>MakiEniさん
ぎゃぁー黄レンジャーきたー
nonbe
はいよ。
最近、FULLBILL立ち上げたけん、よろしうに。
http://bit.ly/xg2TGn
doiken
図に光が加わると、建築になる . . .か。
光は1度、HDR脱出したら見えてくるかもな〜と思う日々でございます。
kni
こんばんは。
自分は・・・図- かなぁ
黄レンジャーになりたい
Toshiro
>nonbeさん
フルビル、語呂的にもジャンル的にもパーフェクトな企画です。撮影会は是非参加しますのでアナウンスお待ちしてます。
東京建造物の歴史何も知らないんです。。。
TOshiro
>doikenさん
ぎゃぁーミドリムシきたー
Toshiro
>kniさん
HDRは階調がダイナミックなので、いわゆる写真的な光は難しいですね。ですが、HDRにしかできない階調の美しさもあると思うので、それらの模索も手が抜けませんー
保坂
保坂です。
あ、抜けてる。
#最近はこちら。
http://hosakanorihisa.artistswanted.org/yr2011