HDRiな生活

HDR(ハイダイナミックレンジ)写真の連載。ストックフォトでカメラ機材代の捻出を目論む。


撮影した写真でストックフォトアフィリエイトをしたい!その他 Tips 編

報酬の受取方法は?

当サイトで紹介している4社は支払い方法として、送金小切手、Moneybookers、PayPalを用意していますが、前者ふたつは、手数料・郵送期間・言語の観点から筆者は利用しておらず、PayPalで一元化しています。

PayPalのすすめ

PayPalは、口座開設、送金、入金手数料は無料で、世界でのアカウント数が1億5千万を超えている、信頼できる便利な送金機構です。世界最大のオークションであるeBayもPayPalを導入しています。国際間でもわずか2.5%の手数料で送金できちゃうという、少し考えると、庶民レベルでもある程度盤石を作ってしまえば、物価の低い圏内で好き勝手暮らせちゃうツールのひとつな訳ですね。詳しくは割愛。

アカウントは3種類あって、

パーソナルアカウント
オンラインでの購入に理想的。無料、安全、迅速な送金方法です。また、銀行口座またはPayPal残高を資金源とする支払いは無料で受領でき、クレジットカードまたはデビットカードによる支払いは、年間の限度回数までわずかな手数料で受領できます。
プレミアアカウント
購入と出品の両方に最適です。eBayや他のマーチャントのウェブサイトで安全に支払いができます。また、クレジットカード、デビットカード、および銀行口座による決済を手頃な手数料で受領できます。
ビジネスアカウント
オンラインビジネスに最適です。若干の手数料で、クレジットカードやデビットカード、銀行口座からの支払いも受け取り可能です。

はい、まんま本家のコピペなのですが、意味がよくわかりません。私はパーソナルアカウントですが、何も問題ありません。もし、将来eBayやビジネス展開が予想される方は、適宜当該アカウントを作成した方がよいでしょう。

PayPalサインアップ

モデル・プロパティリリースとは?

モデルリリースとは、イメージに写っている人物の顔や個人が特定できる場合に報告する義務がある、モデル個人のイメージ使用許可のことです。

同様に、プロパティリリースとは、撮影者が、被写体となる撮影場所、オブジェクトの所有者または権利者と取り交わす、知的所有権(知的財産権)使用同意書のことです。

個人撮影で遊ぶ分には全く気にしなくていいところですが、ストックフォトに申請する場合は、このふたつは避けて通れません。人物を撮るならそれぐらいの意志を持って望めば、自ずと作品の質は向上します。だからと言って、「私はリリースが取れそうにないからどうしようもない」というものではありません。

リリースを必要としない撮影の対策としては、

  • 人物は撮らない
  • 街中の写真は、企業のロゴなどが入らないロケハン力を身につける

ということで問題ありません。

どうしても人物が撮りたい、という方は、モデルにその旨話して、一筆書いてもらう必要があります。フォーマットは各社PDFがダウンロードできますし、非常にシンプルなものなので、被写人物との信頼関係さえあれば、むしろストックフォトのマネーストリームはほとんどモデルリリースに流れていますので、そちらをお勧めします。

特にお子さんを撮影している方は、親の署名でモデルリリース可能ですので、かなり有効だと思います。

各社のモデル・プロパティリリース申請書

iStockphoto
モデルリリース
fotolia
モデルリリース
プロパティリリース
dreamstime
モデルリリース

審査に通りやすい画像とは?

適正露出で撮影した、ノイズのない写真である事は大前提として、

まず想像しなければいけないのは、ストックフォトを利用している人たちです。どういった用途で、どういう写真を望んでいるか、を考えなければいけません。

私が思いつくところでは、

  • webデザイナーがサイト構築用の素材を探しに
  • 広告制作でのイメージ探し
  • 壁紙などを配布しているサイトオーナー

などです。写真を写真として、無加工でそのまま利用することは、まず考えられません。写真を原材料として、何かをクリエイトする立場の人が、お金を払ってダウンロードをしているのです。

参考までに、shutterstockではトップダウンロード50の情報を見る事が出来ます。

多くは、人の顔(特に女性、カップル)が大きく載っているもの、花などですが、需要なポイントとしては、テキストが入るスペースが確保できているかどうかに尽きると思います。

「それは自分の撮りたいスタイルじゃない」という方もいらっしゃると思いますが、やみくもに写真を撮り続ける事よりも、「ニーズに合わせて写真を撮れるテクニック」を身に付けておいて決して損な事は無いし、何より勉強になり、写真が面白くなると思うのです。

私もまだまだ駆け出しなので、偉そうな事は言えませんが、これから結果を残せるように(カメラの機材代はカメラで稼げるよう)頑張りたいと思います。

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