HDR(ハイダイナミックレンジ)画像の作成方法・HDR撮影方法
- ブラケット撮影(露出を±1/3〜1の段階で連続撮影)が可能なデジタルカメラ、三脚を用意します。可能であれば、ぶれを防ぐためにリモートを使用すると画像が安定します。
- 三脚をセットし、極力動くものがなく、風のない日に被写体を選びます。
- 撮影します(ブラケットで3〜5枚)。明暗差が大きく、カラーが豊富なものが綺麗に仕上がるのでおすすめです。
- 仕上がった画像を photomatix(試用版は無料、ライセンスは
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photomatixを立ち上げ、メニューのHDRのプルダウンからGenerateを選び、Load different exposed imagesのBrowseから、ブラケット撮影した画像を選択します(図は3枚の画像を選択中)。
選択後にselectを押すと下図のダイアログが出てきますが、デフォルトのままOKで結構です。
画像サイズが大きいとかなり時間がかかりますが、この時点でHDR画像の原型が生成されます。この画像はHDRの元データの様なもので、この時点では見栄えも大してよくありません。
ここからが楽しいところで、メニューのHDRのプルダウンからTone Mappingを選択します。このトーンマッピングというのがHDRイメージ作成のキモといっても過言ではありません。
トーンマッピングを選択すると、右に画像、左に下図のようなパラメータが表示されます。
画像のカラーリングなどによってベストな値は変わりますので、好みに合わせてこれらをグリグリいじると 完成です。