Photomatix Pro 4、RAWからのHDR作成が改良されてる
カメラ:D700、 レンズ:Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF、ISO:1600、絞り優先、単写、ホワイトバランス:オート
Photomatix 4をちろりといじってて気がついたのです。1shot RAWからのpseudo HDR(フェイクHDRね)がとても改良されている。下にPhotomatix3と4のサンプルを貼りますが、なかなかよい。感覚的には±1の3shot jpgから作成したくらいのクオリティに見える。ふたつはまったく同じパラメータね。
Photomatix4のRAW > HDRのよいところ
1.ノイズが少ない
ファイルぶっこむといきなりノイズ除去の選択が出るから、まずここでコチョコチョいじれる。3.xはこの段階では細かい操作ができなかった。
2.過剰な彩度が抑えられている
RAWからのHDRはやっけに彩度ハデハデでコントロールが難しかったのがかなり抑えられている。次のPhotoshop処理の際にけっこう助かる。
RAWからうまくHDRを作成するコツ
とはいえ、RAWを目視した段階で白飛びしてる部分は救済できないし、特に雲の部分などは再現できないので、露出を1段下げて撮るのがベターだと思います。黒潰れは頑張ればなんとかなる。
あ、もうすぐPhotomatix Pro 4の日本語版出るらしい(ボソ
日本語版買いたい人は少し待った方がいいかも。
関連記事
- HDR を雑誌の表紙にしてみよう普及委員会発足
- 横断@銀座
- Photomatix Pro 4.0のゴースト除去がすごいらしい
- HDR動画作成のためのPhotomatixのバッチ処理方法
- Photomatix Proの4.0が出てました
- monogram@学芸大
- 24ごっこ@浅草
コメント: 9
にゃあ
ほう、そうなんですか。良い情報ありがとうございます。
それにしても、比較の2枚の画像から、大人っぽいクールな作品に仕上がっていて、さすがToshiroさんですね。
ピントもグラスを持った男の人に来ていて、韓国の俳優さんの
ようでかっこいいです。
Toshiro
>nobiannさん
好みもありますからね、過剰に期待はしないでくださいね。
Toshiro
>にゃあさん
Photomatixはあくまで"素材"を作るだけですから、そこからの作業の方が圧倒的に長いですね。
ピンはAMNの徳力さんです。
まぐかっぷ
こんばんは
最近HDR画像について分からなくなってきました。
一般的にHDR的なのはPhotomatixから出してるサンプルのようになってくると思いますが、
Topにある銀残し風な完成形になってくると、暗部は潰れてDRは狭くなってしまってるように感じます。
自分で作成してる場合でも黒を絞めてメリハリつけるんですが、そうすると肝心のDRが狭くなってしまい、どうしたものかな~と思ってしまいます。
あまり気にせず作品作りしてしまえばいい気もしますが、
その場合HDRと言えるのかどうか分からなくなりました。
このへんToshiroさんはどのような解釈をされてますか?
Toshiro
>まぐかっぷさん
HDRという名前は最近はほとんど気にしていません。
写真という素材から、「より自分好みの美しさに仕上げるための加工手段のひとつ」というポジションです。
とはいえ接頭辞に「ハイ」が付いてるので、通常の単写真よりレンジは広くないといけないなぁ、とは思います。
黒はどうしてもメリハリに必要ですからね。
徳力
私にとってのあの恐怖の体験を、こんな素晴らしい作品にして頂いてありがとうございます。
おかげさまで、あの記憶も良い思い出にできそうです(笑)
ちなみに、こんなにお洒落な写真にして頂くことも滅多にないので、記念に写真をブログに使わせて頂いても良いでしょうか?
右下にCC入れられてるので大丈夫だとは思っていますが、念のため確認したくコメントしました。
Toshiro
>徳力さん
ご連絡ありがとうございます、一向に構いませんのでどうぞ利用ください。
トーク、とても楽しかったです。恐怖のさなかとは思えない軽快なおしゃべりでしたが、正面の方のフリートークが鬼門だったのですかね(笑
徳力
早速のお返事ありがとうございます。
それではお言葉に甘えさせて頂きます。
横の人と正面の人のフリートークは切れ味鋭すぎますよね(笑)
nobiann
最近RAWぶち込みHDRやってなかったんで全然気づきませんでしたーtoshiro-さんがいい♪と言うと、「やってみよっ」という欲が単純に湧きまくります