iPadのちめいてき欠点(アラ探し)
カメラ:D700、 レンズ:SIGMA 20mm F1.8 EX DG、ISO:200、絞り優先、ブラケット:-2〜+2、ホワイトバランス:オート
iPadについてものもうす。
アレ、致命的な欠点があって。あるべきはずの左手の感覚がないんす。そう。終わりが分からない。
本て(特に推理小説)、あと何ページ残ってるのかを左手の触覚と照らし合わせながら、頭で感覚を融合して楽しむ部分があると思うのですよ。普段は無意識に行ってるから気づきにくいケド。もちろん編集者はその感覚を加味して物語を紡いでいると思うし、先人達の名作はいわずもがな。
明確に文脈でいつ終わるかが分かる本て、あんまり楽しくなさそうだし。酔っぱらった猫が溺死したと思ったらなんと終わりだった、なんてラストは、読んだ後の感想が大きく違うと思います。
左手の親指と人差し指がどんどん近くなり、右手親指のテンションがじっとり高くなって、 心地よい満足感とともに最終章に突入するもんでしょう。ドキドキするもんでしょう。明らかに小説には向いてない。
逆に言えば、いつ終わっても問題ない書物、どこから読んでも楽しめるもの、の需要のがある気がします。雑誌かな。少年ジャンプかな。
うん、でもくれたらギャン嬉しいけど。是非ちょうだいiPad。
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コメント: 6
fujyn234
電子書籍リーダーとしてのiPadはなんか味気なさそうだなと漠然と思ったのは、なるほどそういう感覚的なものがありそうですね。
反面、仰るように新聞とか雑誌の斜め読みには最適な感じ(iPhoneではきつい)ですね。GIZMODOで新聞柄のiPadケースが紹介されていたのを見て思わず膝を打ちました。
Toshiro
>ぶるーみん
こういう部分て、棲み分けありますよね。間違っても村上春樹は読んじゃいけません。
Toshiro
>fujyn234さん
メディアとしての歴史が違いますからね・・・
でも、今後"電子書籍に特化した"読み物も出てくるでしょうし、楽しみです。
縦横でレイアウト可変、そのままショッピングへ、いろいろ楽しみです。
hawk
まあ、本と違うのはどうしようもない事実なので、ページの下にタイムラインで既読部分が表示されるとか、時々何かのドッキリが仕掛けてあるとか、ページの内容によって効果音入れるとか、デジタルならではのアイデアは今後いろいろ出てくるのでしょうね。
Toshiro
>hawkさん
そうです、デジタルメディアでしかなし得ない表現が必ずありますからね。そちらに期待します。
ぶるーみん
確かに!
小説の世界に入り込んでて
でも左手の指の感覚でラストが近いことはわかってて
『あぁけどまだ読み終わりたくない!!終わるの悲しい!もっと楽しみたい!』
というあの気持ちが電子書籍だと味わえないわけですね・・・。
けどわたしも欲しいですiPad。