ぼくらの遺書
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ネット世代の遺書。これからどんどん、インターネットを通じて収入を得る人が増えてくる。生活を賄えるくらい稼ぐ人もジワジワ増えてると思う。よく考えるのは、そういう人たちが不意に死んだ時に、アカウントはどうなるのか。ペイパル、サービスのアカウントなどは、銀行口座と違い、本人以外その存在すら気がつかない。では、それらに残ったお金はどうなるのか、ということ。たぶん、遺書サービス的なモノができるんだろうなぁとは思うんだけど、どうも私のアタマでは実現の想像が出来ない。
なので、私の場合、やはり身内に残しておくしか無いなぁと思うので、普段からまとめておくに越したことは無いと思うのです。相続に必須だなぁと思う遺書項目を 5個、以下に挙げます。
1. パソコンのパスワード
これないと何も始まらない。なのでこれは電源を必要としないメディアに書き記す。「遺書在中」と書いておくと吉。いや不吉。誰に・いつ・どのような形で伝えられるか、を考えておく。
2. ネット銀行、Paypal などのアカウント・パスワード・ワンタイムキー機器など
身内であれば死亡した人間の口座を制御する事も出来るのですが、確か手続きがめんどくさいので、すぐに引き出せるようにしてあげる情報。
3. レンタルサーバーの ID・パスワード
サイトを存続させるかの、閉じてしまうのか。広告収入の場合は、流入する人依存なので、それによる収入の変化なども細かく記載して残すべし。
4. ブログ CMS などサイト管理の ID・パス・URL
記事の更新などを受け継ぐのか、放置なのか。鬼籍入り後に、閲覧者に申し伝える事があるならその指示を細かく伝えるべし。
5. アフィ管理画面(google、amazon、rakuten、ストックフォトなど)の ID・パス
収入の管理画面。金銭の受け取りをどのように設定しているのか。また、変更なども可能にさせる為に記述。一番だいじ。
2〜5の情報はファイルに記述して、ローカルに保存しておけばいいと思う。不安ならパス付きもいいけど、閲覧性が落ちるからどうかしらね。
今のところそんな大きな社会問題になってないけど、半世紀もすればかならず浮上してくる遺族へのアカウント引き継ぎ問題。たぶん企業側は、長期ログインが確認されないアカウントに関しては、凍結後、以降の売り上げを吸収しようとすると思うので、そこはきっちり取り返しておきたい。
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コメント: 2
Toshiro
>流浪小侠さん
すでに起こり始めてる現象だと思うんですけどね。宙に浮いた残高を世界中集めるとけっこうエラい額になりそうで・・・
流浪小侠
確かにネットで収入がある人はアカウントとかを引き継げるようにしておいたほうがいいですよね。
毎月、ある程度の収入があるのに家族に何も引き継がずに死んだら、なんか勿体無いですよね!