HDRiな生活

HDR(ハイダイナミックレンジ)写真の連載。ストックフォトでカメラ機材代の捻出を目論む。


写真の整理をフリーソフト任せにすると破綻する理由

写真の整理をフリーソフト任せにすると破綻する理由

写真を整理するフリーソフトとかなんとか色々出回ってますが、もうね、いい加減気付いた方がいいと思います。「何から何まで自動化しちゃダメ」だと。☆カンタン!ダイエット☆、とかと同じ次元のお話。

何故フリーソフト任せがダメかというと

1.容量オーバーに耐えられない
昨今のデジカメは1000万画素オーバーは当たり前なので、JPEGでも2〜5MBやら、RAWだと10〜20MBくらいあります。そんな写真を蓄積してったらあっという間に2〜300GBいっちゃいます。で、外付けHDDなどに移動することを余儀なくされた時点で、どこに何があるか分からなくなりあぼん。まずその前にPCの動作が異常に重くなって不機嫌になりますが。。。
2.自らアクションしていない(フォルダ名をつけない)からいつの写真か思い出せない
デジタル関連の事象はとにかく記憶に残りません。どんなに素敵な写真を撮って画面で確認しても、半年もすれば何月頃に撮ったかなんて忘れます。そこはせめて指を動かしましょう。整理の方法は何種類かあるので、『整理・ファイリング術』などを読んで探す。私は日付6桁+ワンフレーズで今のところ問題なし(後述
3.保存構造を理解していないからバックアップできない
HDDの不調やPC買い替えの際、写真達がどこに保存されているか分からないから移動できない、どこにどれが収納されてるか覚えていない。移せたとしても、アプリからのパスが狂って見れなくなり、あぼん。

なので、はじめから外付けHDDを使用して管理することがとても大事です。

理想的な外付けHDD構成(多分)

ローカルにはなるべくファイルを置かないこと。

HDD1:パーティション切って半分はTimemachine(WINDOWSなら適当に自動バックアップ)、半分は手動で取り込み時にバックアップ(Pictures/以下にローカルと同じ構成。必要ならDocuments/以下もぶっこむ)。常にMac直差し電源つけっぱなし。

HDD2:月に一回接続、手動で写真のみバックアップ。その時だけ繋げる。

写真の整理フォルダは日付6ケタ+ワンフレーズが最強

写真は手動でメディアから取り込む。アプリのインポート機能は使わない・いじらせない。フォルダ名は6桁+その写真の鍵となるワンフレーズ。これだけで後々の探索が飛躍的に楽になる。
例:2011年1月15日の写真群、田端・渋谷のスナップ→110115_田端渋谷

Pictures以下のディレクトリ構成は

こんな感じ。

┏09
 ┣090105_●●●●
 ┣090315_○○○○
 ┣090525_●●●●
 ┗090717_○○○○

┣10
 ┣100105_●●●●
 ┣100315_○○○○
 ┣100525_●●●●
 ┗100717_○○○○

┣11
 ┣110105_●●●●
 ┣110117_○○○○
 ┣110210_●●●●
 ┗110227_○○○○

たぶんこの時系列メソッドが最強だと思うんだけどなー。どうでしょう。
と、ハードディスクは3〜5年で壊れる消耗品ということを覚えておきましょう。靴も鞄も車もカメラも腋も。お手入れ・買い替えするからキレイに長持ちするんです。まじで一瞬で飛びますから・・・

ま、そんなに写真撮らねーし。という方は華麗におスルーを。

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自分の写真がweb上で不正利用されていないかチェックするTinEye便利すぎ

自分の写真がweb上で不正利用されていないかチェックするTinEye便利すぎ

写真を公開していると、不正利用されてやしないかと気をもむこともたまにありますよね。でも、画像内にウォーターマーク入れると写真が勿体ないし、しかしコピーされて使い回されるのは嫌だ、と。
そんな方は、同じ画像をweb上から検索しまくるwebサービス、TinEyeが便利です。

FirefoxユーザーはTinEyeアドオンをつかえば下図のように右クリック一発で検索できちゃうのでもっと便利。
TinEyeアドオンの図

多少の欠点

完全に一致した画像のみしかヒットしないので、少し加工されるとダメっぽいです。が、多少のトリミングや色彩の増減はヒットするみたいです。上の例ではユージン・スミスの水俣病に苦しむ人の写真ですが、これだけヒットしました。輪郭を抽出してるのかな。すごい。

個人的には、コピーされて偽物が出回るくらいなんの問題もないので、写真内にクレジット表記はしません。使うならどうぞ。オレが撮ったどー!とか言っていただいても全然構いません。どうぞよろしくお願いします。

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写真の構図と目線の誘導はこれを見ると分かりやすい

写真の構図と目線の誘導はこれを見ると分かりやすい

ファインダーを覗いたときにジリジリと意識する構図。なかなか決まりが悪くてああでもないこうでもないと試行錯誤して挙動不審になることもしばしばですが、個人的に、構図には二通りの解釈があると思ってます。

ひとつは、写真という閉空間に被写体の明暗・形状・色彩のバランスをうまく取ってあげること・写真内のオブジェクト同士で「キモチいいカップリング」をつくってあげること。この解説はまたおいおい。

もうひとつは、写真内で目線を誘導して隅々まで目を通させるレイアウトを組むこと。いわゆる「魅せる絵づくり」をすること。今回はこれを見てみます。

言葉では分かりにくいので、ひとつサンプルを見てみましょう。拾いモノでアレですが、あまりにすばらしい視線誘導をしているので、例にあげてみます。何も考えなくていいので、しばらく下のサザエさんを見てください(10〜15秒)。

サザエさんカオスの図


見ましたか?見終えたら、画像にマウスポインタを当ててみてください。私が思う視線誘導の番号がふってありますので、以下当該番号の解説です。

  • ①大きな白色体・大きな目をしたタマに目を奪われる。
  • ②,③余白の関係から視線は左へ。カツオの尻→タラオサザエにドロップキック。
  • ④,⑤キックの力の流れからイクラの顔、マスオをボコる。
  • ⑥マスオの右手から黄色いロボット*を経て波平の頭ラインから視線は右上へと。ワカメ、ルッキーニばりの横縞。
  • ⑦視線は残された下へ。フネのダイイングメッセージ。タラ。
  • ⑧メッセージのキャラを認識するため再びタラオへ。
  • ⑨一周した後に視線は残りの最左オブジェクトに。セル化したアナゴさん。

【01/17追加修正】環境によってロールオーバー画像が表示されていないので、その画像を貼っておきます。

サザエさんカオスの図ロールオーバー

私の勝手な解釈なので順番のミスもあると思います。が、少なくとも描いた方は人間の目の動きを考えて、視線が回るように人物などを配置していることは間違いないでしょう。なんという完璧な視線誘導。これ作ったの村上隆さんじゃないかと思ったんですがどうだろう。そんなヒマじゃないか。

優秀な美術作品は、視線が何周もキャンパス内を駆け巡ると言います。HDRは性質上、ディテールを出しやすいのでこういった概念を意識しつつ撮影するのもまた一興かなと、思ったり。どですかでん。

*知る人ぞ知る全自動卵割り機。小憎い演出。

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